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2016年9月12日 (月)

フレームソー =枠鋸

新たなプロジェクト

バンドソー=帯のこがなくてもそこそこ手道具で板材や角材がとれないか?との観点からあれこれと調べて行き着いたのが枠鋸=フレームソーです。随分と時間がかかったけど やっと2台試作しました。また同時に 鋸挽き台も作りました。

20160912the_frame_saw_027

大中の2台のフレームソー

刃のピッチ 大きい方は約2cm 中くらいのは1.2cmほど

最初は刃のピッチが大きいために木にキャッチしてしまいシャーシャーっとスムーズに切れませんでしたが 徐々に腕を上げすこしスムーズに切れるようになったのです。

20160912the_frame_saw_009

こんな感じで2人で操作します。 気にして線の上を切るようにしますが それかかることがよくありましたが
修正もあまり難しくなかったです。お互い向こうとこっちの線をキープして操作しました。

20160912the_frame_saw_014
こちらは大です。

20160912the_frame_saw_030

これくらいの質量がある台でないと負けてしまいます。

20160912the_frame_saw_036

試し挽きの材はエンジュで 元は5センチの厚みがあったものです。エンジュは そこそこ硬いのですが これは慣れると案外面白いです。体全体を使って切るので面白いし、しかも早い!!

さあ、こんな道具があったら板材が取れるので 何を作ろうかな。いろいろ広がりますね。

大むかしは前挽き大鋸の広がる前はこれだったそうです。

お問合わせtomio@tomio-imaru.com

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コメント

これは本当にいいですね~。自分でこんなに薄い板材まで取れると作れるものが大きく広がりますね。

投稿: 福畑 | 2016年9月12日 (月) 22時21分

福畑さん 有難うございます。まさにその通りで 今後の展開に大いに影響を与えそうです。
ポイントは 枠鋸本体ではなくて それをいかに固定するか、そしていかに使うかとい追う事の方が重要だという事が 見えてきました。 つまり今回の挽き方は 枠鋸を水平にしていますが、これだと鋸全体の重さが木にかかる、つまり重力の圧力がそのまま木に加わるので刃が木に食い込んでキャッチしてスムーズに挽けないわけなんです。これをクリアーするには 大むかしのように 木を高い台に寝かせてあるいは立てかけて枠鋸を垂直に近い状態に立てて挽く方が重力の影響を受けにくくなる。あるいは重力のプレッシャーを軽減して さらに適度な圧力にすることで挽きをスムーズにできる。
などなど考えると新たな挽き方を模索しなくてはいけなさそうです。

投稿: バジャー | 2016年9月13日 (火) 08時46分

いつも勉強させていただき有難うございます。
例の竹中大工道具館で大鋸で板を挽く映像を見ました。もっと大きな材でしたが、展示しているものの再現映像でした。(一人が斜めに立てかけた材の上に立つ格好のものです)
そんなおかしなスタイルも色々してみた結果なのでしょうね。
http://www.dougukan.jp/video_library

投稿: 福畑 | 2016年9月13日 (火) 22時20分

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