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2010年11月20日 (土)

ナイフワークの仕上

先日カーヴィングナイフ作りに来られたOさんは かなり手慣れた方で 相当に時間があまり そこでその場の勢いで ナイフの木製ケースを作られました。コースのプログラムには革のシース作りも含まれていて それもきちんと作られましたが その上にさらに木のケースを作りました。

これまで私が試作的に数本作ってきましたが 改めてご紹介します。

Oomura_oga_and_whale_knife_case_003

Oomura_oga_and_whale_knife_case_002

かなりおもしろいでしょう?時間の関係で細かい部分までいきませんでしたが

いい感じです。

私もその後触発されて同様のものを作りました。

20101120_finish_work_of_knife_case_

ここからが本題

このような削りの最終つまり仕上げの削りについてです。

多くの人が仕上というと紙やすりでしますが 私はここでは紙やすりにはいきません。いつかお話ししたと思いますが 紙やすりで仕上げたものは 最初は”やった!”感があるかもしれませんが どうもテーストが無機質にみえて、なにかプラスチック風になるんです。

で 仕上げにナイフを使うということはどういうことかというと

削り跡をつまり削ってできた角を削るということなんです。こうして線上になった角を削っていくとやがて線の柔らかいものになっていきます。

またぱっと見たときに違和感のある部分を削り取るという作業も同時にします。こうして輪郭の線にデコボコがなくなりやがてその向こうに見え始めてくる柔らかい線が出てくると それ以前の荒削りなものが、たとえその荒削りのままでも十分面白いと感じていても あえて仕上削りをしてみるとまた新たな形、表情がでてくるものです。この段階の削りというものはとてもデリケートで荒削りの時のナイフワークの印象とはかなり異なるものです。削りかすも細くあるいは綺麗にカールしたものであったりします。

この段階になるとこれで終わり、という気持ちの区切りがなかなかつけられないものです。つまりいつまででも削ろうと思えば削れるのです。

で最終的に私は そろそろやめようかなと思ったころにやめるようにしています。

20101120_finish_work_of_knife_cas_2 ぼやけていますが ここら辺にはまだ削る余地がありますね。

そうそうもし ナイフで仕上げをするのでしたら専用の刃物をご用意ください。

20101120_finish_work_of_knife_cas_3

20101120_finish_work_of_knife_cas_4 このように日本の小刀のように片刃です。左右両方あるととても便利です。必要です。

このような刃物の材料には電動工具のジグソーなどの替え刃などが使えます。厚みは2mm弱くらいです。

ご要望があれば左右の仕上ナイフを作る講座もします。

お問合わせmidorinocraft@nifty.com

もちろんカーヴィングナイフ作り講座もどうぞ

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