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2010年3月24日 (水)

器挽き教室

器を人力で挽くことは 実に肉体労働です。 短距離走でなく 長距離走です。

結構長い時間 ろくろに乗せた木をあれこれと刃物を当てる角度を変えながら自転車をこぐようにろくろを作動させながら器にしていく作業なのです。

昨日は器を4つ挽きました。

最初はクルミの大皿、 そしてクヌギの中ボール、クルミの小皿最後にクヌギの盃。

そんなわけで今日はかなりヘロヘロ。

最近の器は 線が変わったなと感じます。これまでのものにくらべさらに整った均一な線になってきていると感じています。

そのおかげで体のあちこちがかなりだるく 今日はですから作業はお休みにしようと思っています。

20100324_kouyama_bowl_014 クルミは柔らかく挽きやすいとも言えるけどその柔らかさが かえって毛羽を立たせたりして仕上げが難しいです。

クルミの大皿は30cm超えで 材料の木は直径70cmほどありました。

手前の盃はクヌギで 今回このクヌギで新たに試作したものです。

20100324_kouyama_bowl_016

雨の津久井の工房 今日は静かです。

20100324_kouyama_bowl_010

先日の器挽き教室での参加者の作品

クルミの器です。

器挽き教室では 1日かけて器を挽きます。機械旋盤で器を挽いたことがある方も人力のロクロでの器挽きには戸惑うものです。

工房の中での1日ではありますがこういう”体験の旅”もいいものです。

詳しくはこちら

1日2名まで

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2010年3月 9日 (火)

いよいよ 新ロクロ稼働

前回ご紹介した ロクロも微調整をほぼ終了していよいよ本格稼働です。

今は 新たに届いたクヌギを熟成させる前に挽いています。

このクヌギ 年齢は私より若く40歳の後半です。直径50cm超えというところです。

このくらいの太さになるとクヌギは とてもカチカチに硬いものです。特に芯の部分は本当に硬く 刃物がなかなか”刃がたたない”状態です。

器に挽くのも一苦労で サクラや カエデなどに比べると2倍くらいパワーが要ります。

また このくらいの太さになると レイが強く現れます。レイとは木の年輪の中心から外側に放射状に散らばっている細胞組織で 金属的な光を放っていてとても美しいのですが、とくにクヌギとかナラには顕著にこのレイが見られるのです。

20100309_new_lathe_and_bowls_001

クヌギ 中心部分はもうあまり新陳代謝がなく 水分が少ないものです。こんな太い丸太をうちに軽トラで運んでくるのです。何本も! 推定年齢70歳のおじさんが!

20100309_new_lathe_and_bowls_010

2台並んだポールレーズ

20100309_new_lathe_and_bowls_004

器をいくつか、そして スプーンを1本 さっそくニューロクロで挽きました。

クヌギは 細胞がかなりごわごわっとしていてどちらかというと男っぽい感じの木ですが

サクラやカエデなどとは違った挽き心地と 出来栄えですね。

20100309_new_lathe_and_bowls_005 (ちなみに右手前の2枚重ねのうちの上に乗っているボールは うちのかみさんが本日指導を受けながら挽きあげたものです。)

20100309_junkos_bowl_001

器になった感じ、悪くないですね。

あと6週間もするとこれらも販売予定です。

皆さんも 1日かけて この器を挽くことができます。詳しくはこちら から。 

また日程はこちら でご確認ください。

HP はこちらです。

なお 左利きの方は器挽き教室ご参加の際 事前にご連絡ください。

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