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2008年7月13日 (日)

上級者向け スプーン作り

今日は スプーン作り教室でした。
前回 鍛冶屋仕事してつくったスプーン用刃物を試運転する意味もあります。
うちには 現在2名の生徒がグリーンウッドワークを勉強に来ていますが 本日はそのうちの1名が発熱欠席し 1対1の教室となりました。欠席した生徒はもう2年の週末グリーンウッドワーク教室に通ってきており まもなく卒業する方です。(スプーンは小さいからといって 馬鹿にできるものではないのですが ぜひ この秋までに伝えておかねばならないとおもっていたのですが)。
で、今日は2人でした。

スプーンは 先ほどいいましたが 実は 非常に難しいものです。
ナイフワークなど 手の技、知識、デザインの感性などが必要になります。
もし 機会があれば 生木の丸太をもらうチャンスがあったら 試してみてください。
おそらく どこをどうやって木取りして どう加工すればいいかほとんどわからないでしょう。
またもしそれができても きっとただの 小割にした丸太の材料からそれなりの形のスプーンをつくるのがいかに困難なことか 実感するはずです。
どこをどう削れば スプーンになっていくのかわからず 削っていくほどに形が 自分のイメージから遠のいていく、そんな場面に陥るのです。

もうひとつ ナイフワーク。
実は木工を専業にする方の中にも 今や機械化が進み ナイフなどを使った手仕事としてのナイフワークには なじみのない人が 案外いそうです。
ナイフワーク、実は 非常に 奥が深く なおかつそれを習得するのには それなりの手の労力が必要なのです。
単にナイフを使って木を削ること一つとっても 効率よく しかも安全に削るとなると 熟練した人と初心者とでは雲泥の差があるものです。
簡単そうにやっているけれど 実際やってみれば できない、そんなものなのです。

2008_picture_of_the_carving_knife_s生の丸太の桜が材料です。これも自分で裂いて木取りします。
どこが材になるか、を見ながら木取りします。


2008_picture_of_the_carving_knife_2手斧を使っての荒削り作業です。大まかな形をここで決めます。自分がどんな形のスプーンを作るのかがわからないと形が出てきません。


2008_picture_of_the_carving_knife_3これが 生徒さんの荒木取り後の状態。



2008_picture_of_the_carving_knife_4わたしもお付き合いしてこんな感じです。



このあとからナイフワークに移行します。
2008_picture_of_the_carving_knife_5生徒さんの完成品 軽く乾性オイルを塗りました(もちろん食用のオイルです)。


2008_picture_of_the_carving_knife_6こちらは 私の完成品



何度かこれまでにいいましたが うちでは 紙やすりは 使いませんので ご承知置きください。
2008_picture_of_the_carving_knife_7実際に使って できばえを確認しました。いろいろ作品の問題点がわかってくるものです。


2008_picture_of_the_spoon_making_wi2008_picture_of_the_spoon_making__2
前回の教室で作ったものと同型の
左 カービングナイフ 
右 ツーカカム

なお 今日は夏休み前の最後の教室になり 今日以降9月まで 長い夏休みに入るのです。

新しい生徒さん募集中です。

いつも 秋から いわばグリーンウッドワークの新学期が始まります。最初は 手道具を作ることから始まり 一通りそろうころに 材木になる伐採したての生木がやってきていよいよ作品作りが始まるのです。

メール「20080623_172413161.zip」をダウンロード
midorinocraft@nifty.com
 

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