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2007年12月 4日 (火)

板作り

先日 第1回目を終えた アウトドアーでの スツール作りの副産物
伐採した 桜の幹の一番根に近い部分は 直径が 40cmほどあります。
根に近いこともあり 椅子などの部材にするより 板を取ろう、ということで 今日は 板作りをしました。
年輪の中心を通るように中心線を墨して、左右2枚幅10cm( 大目に寸法を取っておきます)に挽きました。
現在では ポータブル簡易製材機というものがありますが 宵越しの金を持たない私は高価な機械に手が出せず チェーンソーで黙々と作業しました。
 うまくいくとこっち側と向こう側から容いれた切り目が きちんと出会うのですが 今回は 3~4cmほど段が付いてしまいました。まるまる厚みを取れないことが多いので10cmに大目に墨したのです。

感激は パカッと板に割れてなかの木目が出てきたときです。思わず 板になった面を撫でてニコニコしたりします。
”いいな~!”などとひとり言をいったりしていると思います。
小さなテーブルができるな、と思ったり ウィンザースツールのシートにしようか、などとあれこれ考えをめぐらします。
板は 天然乾燥させます。最低1インチ当たり1年、10cmであれば4年は乾燥にかかるでしょう。
また時間を見つけては チョウナでチェーンソーの切れ目の段差をとって(生のうちに)いきます。
この現場は 車が入ってこれない急坂の上、道路から100mほどの所にあります。
どうやって下ろそう??

2007_picture_of_the_cherry_board_00手ごわい相手です。



2007_picture_of_the_cherry_board__2太い幹の場合、こうやって上から半分ほど 天地をひっくり返して下側を次に挽きますが、大体 段差ができます。 むこうとこっちで 誤解が生じているんですね。正しいと思ってやっているのに。

2007_picture_of_the_cherry_board__3そういった誤解を乗り越えてここに板が生まれます。中は素晴らしい木目です。


2007_picture_of_the_cherry_board__4外皮側の上下2枚を含めて4枚の桜の板が取れました。桜の新たな命の始まりですね。
問題はこれをいかに急坂の下まで持っていって車に積むか。
おんぶするか?

こういった材木の金額とは その大半が手間賃であろうと思うわけです。
足腰かなり来てます。
でも そういった手間をかけることで 単なる丸太が生きるんですね。
自分にご褒美。お疲れ様でした。

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