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2007年12月11日 (火)

木を割ってとる

2007_picture_of_the_carrying_out__2太い丸太を半分に割って材をとる作業についてです。
ひだりから マレット 木製の楔  薄刃斧大小 鋼鉄製楔


2007_picture_of_the_carrying_out__3柄が折れてしまいましたが親分=かけや=マウル
しばしば こうしてハードな仕事のせいで折れてしまいます。
(これを防ぐには頭に差し込んだすぐ下の部分を太くするといいと思いますが余り手をかけずに折れたら付け替えてはいますが)。

丸太はできるだけ目の通った 節のないまっすぐなものを選びます。このとき丸太が条件の悪いものであるとうまく割れずあるいは 非常に苦労します。

こういった道具があれば太い丸太も2つ、4つに割ることができます。
まず薄刃斧を丸太の木口に打ち込みますがもし年輪をとおるはっきりしたひびが入っていればそこに薄刃斧をうち込みます。なければ(反対側の木口もチェックしてください)年輪の中心を通り2等分するように割ります。
もし丸太がかなり太いものの場合、割れ口の線を薄刃斧でつけるようにしてから年輪の半分にかかるように薄刃斧を軽く打ち込み 第二の薄刃斧を残りの割れ口に軽く打ち込みます。
薄刃斧が軽く打ち込まれたら親分でガツンと打ち込みますが 場合によってたたいた拍子に刃があらぬところに飛んだりもしますので そういった危険を回避するように周りの人を非難させましょう。
またこのとき先端角度の大きな鋼鉄製の楔などを打ち込むと跳ね返されて 危険でもあり効果がありませんから是非薄刃の斧の刃を使ってください。
そしてその薄刃斧を親分で徐々に(2つ使うときには 交互に打ち込んでいきます)打ち込み、
ある程度木口の割れ目が広がったらここに鋼鉄製の楔をはじめて打ち込みます。
もしこの楔を入れる余地がなければ 外皮側の長手方向の木口の近いところにこの鋼鉄製の楔を打ち込んでください。この鋼鉄製の楔が十分に打ち込まれるとひび割れが大きくなります。
ここまできたら木口での作業は終わりにし、次には長手方向に 今度は木製の楔を使って作業します。
木製の楔は 価格がただであるばかりではなく、内部の絡み合った繊維を薄刃斧で断ち切るときに その薄刃斧と 鋼鉄製の楔がぶつかり合って 薄刃斧の刃がだめになるのを防ぐためのものなのです。また長手方向での楔打ち作業のときに木製の楔と使うと丸太とのなじみがよく 跳ね返りがすくないものでもあります。
(木製の楔は クヌギ、楢などのハートウッド=心材=赤身を材にして自作します)
こうしていくつかの木製の楔を徐々に反対側の木口まで打ち込むと簡単に割れます。
写真の寸法程度の丸太は条件がよければ10~20分ほどで2つ割りにできるでしょう。
2007_picture_of_the_carrying_out__4もしそれでも割れなければ 上下をひっくり返して反対側にも同様に楔を打ち込んで割っていきます。
丸太内部の繊維が絡んで割れないために 薄刃斧でその繊維を断ち切ってください。

長期間保管するのであれば なるべく割ることは少なくしたほうが生の状態を保てます。

 

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