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2007年10月18日 (木)

これは驚き!!日本のフロー

日本にもフローがあった!
フローは グリーンウッドワークでは大事な道具の一つです。構造はシンプルですが非常に効率よく 効果的に木を裂くことができます。木を長手方向に木取りするときに使いますが 繊維にそってあっという間に裂くことができるのです。
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左 このように体重をかけて 利き手でハンドルをもって 反対側の手で 刃先のほうを握って(握っても手が切れるほどシャープではありません)ハンドルのテコを利かせて裂くのです。
中 写真の真ん中右よりがフローです。(この3枚の写真はすべてイギリスのフローです)
右 このように小割にした生木にフローを打ち込んでこじるのです。

このフロー、これまで日本にはないものであろうと思っていました。聞いた事も見たこともなかったからです。
ところが最近 日本の飛騨にお住まいの グリーンウッドワークを志される河合さんから驚きの写真を送っていただきました。日本のフロー、です。
実物をみて比較したわけではないのですが 写真で見る限り 日本もイギリスもないほど形状が共通していると感じました。河合さんによると現地では ”万力”と呼ばれ 屋根の葺き板を裂いて作るために使われていたそうです。材は栗だそうで栗=”くれ”をへぐというようです。イギリスでもまったく同じで (イギリスでは葺き板は シングルと言いますが) やはり栗の木を材に使うのが一番丈夫だそうです。つまり同じ目的で 同じ道具を使っていた、ということになります。
Manriki1_2Manriki2
もしかしたら昔に何か両国に交流があったのではないか、と感じるほどです。

ちなみに 飛騨の古道具屋さんにはさまざまのフロー=万力があって、 この道具を新規にイギリスから購入する何分の一かの金額で購入できるそうです。
グリーンウッドワーカーを志す方には朗報でしょう。
河合さんありがとうございます。

なおフロー、クリービングブレーク(フローで裂くときの専用台)、その使い方については 改めてご紹介したいと思います。
飛騨の古道具屋さんに行きたいですね。
midorinocraft@nifty.com

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