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2007年10月15日 (月)

緊張とリラックス

グリーンウッドワークは 非常に古い道具とやり方で 生木を材料として行う木工です。
そして グリーンウッドワークは 椅子などを作るジャンルに属しています。
一方 キャビネットなどの領域は 別の木工分野なのです。
ここが一つのポイントです。同じ木工でも 椅子などとキャビネット等は異なる木工です。
木工の空気が違うほど分野が違うと思います。
このことはグリーンウッドワークに興味を抱く人には認識してしておいていただきたいです。
すべての木工が生木でできるものではないであろうし、かといってすべての木工が 乾燥した木を材料として使うべし、というものでもないと思います。
どちらかというとグリーンウッドワークは なんというか作業の場所に漂う雰囲気が 緊張感に満ちているというより むしろ わくわく感とでもいうものに満ちています。
Clare_stool_making_course2_2005_aut
左 こんなやり方で材料を取っていきますが 見た目には まるで餅つきのようですね。これが乾燥した堅い木を大型動力機械で木取りするということになれば どうでしょう、きっと慎重と緊張でもっと眉間に皺がよりませんか?
グリーンウッドワークではさまざまな場面でこのようなこんな雰囲気が感じられます。
Process_of_stool_making_008あるいはこんなやり方で スツールの穴あけをするんです。ぴりぴり感がまるでなしです。
もしかしたら、きっとグリーンウッドワークは作業工程をリラックスして楽しむ木工であると感じるのです。

いらいらやストレスが生のやわらかい木と対話するうちに癒されていくように感じる、ということを考えてみてください。
こんな風にして椅子の脚を作っている風景があると思いますか?
斧を振るって椅子の部材を荒削りしているなんて。

Clare_stool_making_course2_2005_a_2でも 出来上がった作品は 非常に強くまた 寿命も長いしっかりしたものであります。
ここら辺にグリーンウッドワークの醍醐味があると思います。

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