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2007年5月23日 (水)

オイルフィニッシュについて

よく言われるオイルフィニッシュ、そのオイルとは昔の時代にはいったいどんなものであったのか?
我々日本人は 多くの場合 油よりも 水拭きを好みます。 板の間の廊下など バケツに汲み置いた水につけて絞ったぼろで雑巾がけするイメージが即座に湧いてきます。

ただ 日本にも オイルフィニッシュはあります。 お米を精米する時にでるぬかや 胡桃の油などで家財、柱、廊下、たんすなど拭き込んでつやを出していたようです。

実は 油は その性質から 2~3のグループに分類されます。乾かない油、乾く油、中間タイプです。
私達が使うのは 乾性オイルです。このグループの油は 塗ってしばらくすると乾いて皮膜が形成され 木の表面に保護幕を形成し、つやをもたらすものです。
昔から使われてきた 亜麻仁油、荏ゴマ油、タンオイルなどがこれに含まれます。最近この中に新しい仲間が入りましたが その一つが ブドウの種油です。
考えてみると これら、乾性オイルは スーパーなどで 健康食品売りなで売られているものなのです。
間違っても ごま油などは 乾性油ではないですから オイルフィニッシュには不向きです。
ただ 一般に言われるところのオイルフィニッシュと称する言葉のなかにかつての時代にはそういったことを抜きにして使っていたこともあったのかもしれません。
ただ実際 ごま油などべたついてオイルフィニッシュには使えないと感じます。

オイルフィニッシュ、大事なことは べとつかず 使うごとに つやが出てくることが必要だとおもいます。
オイルフィニッシュはニスマニア、塗料マニアが描く 家具とは異なる 世界をかもし出します。使うごとにつやと愛着をましていくか、 いつまでたっても新品のままで 無機質な、そしてそのうち塗料がはがれて汚くなってしまうのか
問題はどちらをとるかですね。


2007_picture_of_the_oil_005右 柄ゴマ油 健康食品売り場で購入
隣グレープシードオイル 同上
隣亜麻仁油 DIY店より購入
左 ボイル油 同上

  右二つは食品ですから当然無害です。

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