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2007年5月31日 (木)

椚と楢 = クヌギとナラ

イベント用に 小さなテーブルを作りました。材はクヌギです。天板は脚の馬に乗せてあるだけのものです。天板はまだ生木のせいもあるのですがかなりの重量があり 一人で持ち上げるには かなりの力が必要です。天板の木目を見ているうちに つくずくクヌギの美しさに魅せられてしまうのです。荒々しさ 強さ 頑丈さ 質実剛健とでもいうものを感じ これが日本の木なんだと思うのです。年輪の中心から放射状に外皮に向かって走っているレイの模様がクヌギは非常にはっきりとしていて また 細胞が非常に強固です。このレイがとても魅力的で 他の樹種ではなかなか見れないです。
それにくらべ ナラは どちらかというと控えめで しなやかであり 生木の時に感じる アルコール的な 香りも私は 大好きです。クヌギに比べれば かなり柔らかくレイもやはり控えめで優しい感じです。 なにも 頑固一点張りが日本の木ではないとでも言いたげです。
どちらも捨てがたいです。クヌギとナラは 個人的に 感じるのは 似たような 性質を持っていますが そう言いながら かなり 方向性が 逆のように感じ また そのどちらをも捨てがたいのです。日本にこんなに素晴らしい木が あるとはなんと言うことでしょう。しかも 郊外の里山 では 腐るほどあるのです。
2007_picture_of_nara_044_1
そのにわか作り テーブル クヌギ製


2007_picture_of_nara_040_1その天板の拡大  しろい縞模様が レイです。はっきりとみえます。
レイはきらきらと金属的な輝きをしていますがすべての広葉樹がこのようにはっきり見えるわけではありません。



2007_picture_of_nara_030左が 楢の木の 木口 右が クヌギです。 縦に見える白い筋がレイです。ナラもクヌギもありますが クヌギのほうがはっきりしています。



2007_picture_of_nara_014左が クヌギの 外皮側の様子、樹齢を重ねるにつれて しわが深くなります。
右が ナラです。どちらかというと扁平です。



2007_picture_of_nara_048上は ナラをポールレーズで挽いたものです。
中は クヌギを裂いた板です、レイのために木目が波打っています。
下は ナラです。 レイはありますが クヌギに較べ 優しいです。


ナラも良いし クヌギもいい サクラも良いし 楓もいい  日本の木です。

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2007年5月28日 (月)

グリーンウッドワーク もう少しドローナイフ

ドローナイフ自体について
これまで何度か登場してきたドローナイフ
普段の私達にはまさに 未知の道具で なかなかお目にかかれないどころか お耳にもかかれません。
見たことも聞いたこともない道具ですから説明を読んだり聞いたりしてもピンと来ないものです。しかし実際ドローナイフはグリーンウッドワークでは非常に重要なかつ必要不可欠な手道具なのです。
ドローナイフに近い日本の刃物といえば センがあります。実際にドローナイフの代用としてセンを使うことも可能でもありえます。
長時間の作業に耐えうるものであるべき手道具は しかしやはりそれなりのハンドルの角度、刃先の角度 重さ等等よくマッチしたものを選択する必要があると感じます。
ドローナイフ自体はイギリス、アメリカ、カナダのみならず ヨーロッパ本土=フランス、ドイツ スイスなどでもありますが グリーンウッドワーク用= シェービングホースを前提とした作業 ということになれば やはりその範囲は狭められていくものだと思います。

私は通常4本ほどドローナイフを使っていますが
うち2本は アンチック、 残りは おニューです。そして ベストのものは やはりアンチックです。アンチックは なぜいいかというと 刃の角度が非常にいい具合にチューニングされていて切れ味がとてもよいのです。アンチック=日本では 中古でしょうか。でも、かといって新品はどうかというと 新品は まるで刃があるいは刃先が調整されていないので本当に使えるまでに手間が掛かるのです。2007_picture_of_the_drawknife_001個人的に使っている物を紹介します。
上 アンチック (刃先角度24度ただし丸刃です)イギリス製 刃渡りがもっとも長く非常にタフで 独特の切れ味がある
次 新品をチューニングしたもの(38度だったものを30度に研ぎなおしたもの)やっと少し使えるようになりました
次 アンチック(26度) アメリカ製 華奢な印象ながら 非常にシャープな切れ味でしかもきれいな仕事が得意です。アメリカ恐るべしものです
          下 スイス製の(16度) 新品物です。あまりにかわいいですが、細かいもの、例えばスプーンなどの作業にもってこいです。
アンチックは インターネットなどで入手する場合 かなり当たり外れがあります

グリーンウッドワークでは 刃先の角度は 通常30度以下が使いやすいでしょう。それは刃物の相手の木が生であるために 通常よりも薄くしても良く切れるからです、というより刃先の角度が厚いと削っていて非常に不愉快になります

2007_picture_of_the_drawknife_007



ドローナイフで作業している時間というのは 非常に静かな心休まる時間であります。そのためには やはり グリーンウッドワークにマッチしたドローナイフを使いたいと考えています。私の場合 これらのドローナイフを使えば 一日中でも飽きずに作業することができます。

もしイギリス アメリカ カナダなど行かれることがありましたら その手のお店で現物を確認して購入されるといいと思います。
ちなみに上から2番目のドローナイフは 先生である マイクアボット氏が 刃物メーカーと共同で作り上げたデザインのグリーンウッドワーク専用 ドローナイフです。現地では6000円ほどで 購入できます。ただし 刃先の角度が そのままの状態では35度以上ありすぐには使えないと思います。

まとめますと ドローナイフ 優れたアンチックは 新品にはない 性能を発揮できるので多少高くとも 手に入れたほうがいいでしょう。ただし現物を確認して買わないとかなりあたりはずれがある。
刃先の角度は 30度以下がグリーンウッドワーク向きです。
新品を買うのであれば マイクアボットデザインのものがいいのではないか
ドローナイフを使ったことがないのであれば なおさらのことグリーンウッドワークにマッチしたドローナイフを選ぶことなどです。 ドローナイフの性能の一番の証明は生木を半日、一日削っていて 飽きない、疲れない いらいらしないもの ということです。
2007_picture_of_the_drawknife_012
最後に その削りかす、これは マキストーブの非常に優れた焚き付けになるということです。 たとえ生木でも 半日も 天日にさらせば使えるのです。

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2007年5月24日 (木)

再び イベント情報 エコライフフェア2007

6月2日(土) 3日(日) 渋谷NHK前にて 開催される エコライフフェア2007 にてグリーンウッドワークのデモンストレーションをします。
普段 なかなか 実際に グリーンウッドワークの様子を見ることはできません。もちろん 入場料はただです。
たとえば シェービングホースで 木を削る様子とは どんなものなのか。あるいはポールレーズで生木を削るとはどういうものなのか。あるいは 体験することもできます。
大事なことは 言葉では 伝えようのない雰囲気を体験できるのです。
普段 ブログで書いていることの本当が体験できます。
興味のある方は是非お立ち寄りください。

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木のスプーン作り と 専用作業台

木のスプーン作りは 静かで 楽しく ちょっとした時間に 削ることができて面白いものです。
もちろん このスプーン作りも 生木を材料とした グリーンウッドワークで楽しむことができます。 生木の材料の 選定条件は 通常まず第一に 真っ直ぐで節がないことです。直径7cmほどの材料であれば 半割りにした生木を大き目のスープ用スプーンとして作ることができるでしょう。
木の種類は できれば 木にあくがなく 木の細胞の緻密な 桜や かえでなどがベストです。楢クヌギなどは 直接口につけるもの以外であれば材料となると思います。
また専用の工作作業台がなくとも作ることは出来ますが、 なれない人にとっては(慣れた人でもですが)ナイフでスプーンの形を削りだしていく作業はかなり大変なもので さらに怪我の心配もあります。そんな理由から今回 スプーン専用の作業台=スプーンクレーンを作りました。このスプーンクレーンを利用すると大変で怪我の心配をしながらの作業がとても楽になりました。もう親指のはらが痛くなることはなくなったのでした。まだ細かい部分での改良が必要になると思われますが大まかな形状は出来上がったのです。考えてみるとスプーンクレーンは ヨーロッパ本土やアメリカタイプのシェービングホースにデザインが似ているのでした。(まねしたわけではありませんが)
2007_picture_of_the_spoon_making_and_spo

この程度の太さの生木でスプーンは作れます。材は楓です。

2007_picture_of_the_spoon_making_and_spo_1半割りにして さらに半割りにして使います。



2007_picture_of_the_spoon_making_and_spo_2斧などを使い 板状にします。大体のスプーンのボールの大きさを書いてそのボールの下の部分に鋸で切り込みを入れて谷状に削り取ります。



2007_picture_of_the_spoon_making_and_spo_3正面から見るとちょっとこけしみたいです。



2007_picture_of_the_spoon_making_and_spo_4このこけし上の材料の首から下の部分を削りとります。この作業がとても大変ですが ご覧のような 専用の台があれば怪我の心配もなく 楽にスピーディーに作業できるのです。手にしているのは小型のドローナイフでスイス製です。



2007_picture_of_the_spoon_making_and_spo_5大まかな形を削り落としたら ボールの下の所にのこ目をいれてボールの角度をつけます。つまり のこ目を境にノミで谷を削って作ります。このとき肝心なことは ノミの刃を木に対して横方向に削ることです。またスプーンのボールの部分は平らにします。



2007_picture_of_the_spoon_making_and_spo_6このボールの部分に円を描き、まず外側を削りまた 全体の形状をおよそ仕上げるのです。そして最後にボールの内側を彫刻等などの丸刃でくぼませていきます。



2007_picture_of_the_spoon_making_and_spo_7特にボールの内側を削る刃物はよく研いで切れる上体のものを使ってください。私は 紙やすりは使わないので 刃物で削ったあとがそのまま仕上がりになりますから。



2007_picture_of_the_spoon_making_and_spo_8これが スプーンクレーンの全貌です。このクレーンの本体のボディーは 今回は 水木ですが、針葉樹、桧などでもいいでしょう。左側の柱=ポストはクヌギです。そしてスプーンを載せて加工するベッドは 桜です。ベッドに差し込まれたクレーンは楢の棒と桜の押さえです。



2007_picture_of_the_spoon_making_and_spo_9このような感じでスプーンの材料をかましてドローナイフを、あるいはナイフを使って削っていきます。


最後にデリケートな仕上げ作業は 手の平にのせて行います。ただしこのときタオルや 軍手などつけて怪我と 手垢対策をしてください。

スプーン、使う用途によってその形状がかなり異なりそれにあわせて作ることも面白いものです。
生木を材料にして ひび割れなどしないかと心配になる方もいるかと思いますが
スプーン全体で木に厚みがなく(薄ければ薄いほどひびは入りません)、節がなければ大丈夫です。
また生のうちは 直射日光や 温風を避けてゆっくり乾かしてください。この季節でしたら2~3日すればほとんど乾きます。
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2007年5月23日 (水)

オイルフィニッシュについて

よく言われるオイルフィニッシュ、そのオイルとは昔の時代にはいったいどんなものであったのか?
我々日本人は 多くの場合 油よりも 水拭きを好みます。 板の間の廊下など バケツに汲み置いた水につけて絞ったぼろで雑巾がけするイメージが即座に湧いてきます。

ただ 日本にも オイルフィニッシュはあります。 お米を精米する時にでるぬかや 胡桃の油などで家財、柱、廊下、たんすなど拭き込んでつやを出していたようです。

実は 油は その性質から 2~3のグループに分類されます。乾かない油、乾く油、中間タイプです。
私達が使うのは 乾性オイルです。このグループの油は 塗ってしばらくすると乾いて皮膜が形成され 木の表面に保護幕を形成し、つやをもたらすものです。
昔から使われてきた 亜麻仁油、荏ゴマ油、タンオイルなどがこれに含まれます。最近この中に新しい仲間が入りましたが その一つが ブドウの種油です。
考えてみると これら、乾性オイルは スーパーなどで 健康食品売りなで売られているものなのです。
間違っても ごま油などは 乾性油ではないですから オイルフィニッシュには不向きです。
ただ 一般に言われるところのオイルフィニッシュと称する言葉のなかにかつての時代にはそういったことを抜きにして使っていたこともあったのかもしれません。
ただ実際 ごま油などべたついてオイルフィニッシュには使えないと感じます。

オイルフィニッシュ、大事なことは べとつかず 使うごとに つやが出てくることが必要だとおもいます。
オイルフィニッシュはニスマニア、塗料マニアが描く 家具とは異なる 世界をかもし出します。使うごとにつやと愛着をましていくか、 いつまでたっても新品のままで 無機質な、そしてそのうち塗料がはがれて汚くなってしまうのか
問題はどちらをとるかですね。


2007_picture_of_the_oil_005右 柄ゴマ油 健康食品売り場で購入
隣グレープシードオイル 同上
隣亜麻仁油 DIY店より購入
左 ボイル油 同上

  右二つは食品ですから当然無害です。

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2007年5月15日 (火)

椅子 ドローナイフ仕上げと ポールレーズ仕上げの違い

ポールレーズで挽いて仕上げた椅子の線と ドローナイフで削って仕上げた椅子の線の違い

ポールレーズで削るということは その回転軸を中心にして形作られる抽象的な線になるということだと思います。木自体の線とは関係のない線がもたらされるのです。もちろん かなりの熟練がないときれいなカーブや直線は挽けません。

一方 ドローナイフで削るということは やろうと思えば 木自体が持っている木目や形を出すことができるのです。 つまり 例えば 節や 自然の曲がりがあると曲りなりに削ることができるのです。 そして その形はともするととても面白いものです。
なんといいますか 自分の考える形を出していくのか あるいは 材料の中にある形を見出していくのか、そんな違いがるのかもしれません。
どちらも面白いですね。

ポールレーズで挽いた椅子

2007_picture_of_two_chairs_before_eco_li材料は 山の桜です。上2枚のスラッツ(背板)の材は桜の木の 外皮のすぐしたの板目です。


2007_picture_of_two_chairs_before_eco_li_1  




ドローナイフで削った椅子

2007_picture_of_two_chairs_before_eco_li_2

材料は 楢の木です。 その白さが上品で また全体の表情がかわいく出来上がりました、と私は感じております。


2007_picture_of_two_chairs_before_eco_li_3後ろ足は 自然の曲がりをそのまま使っています。もちろんドローナイフですべてのパーツを仕上げました。背板は どちらも桜ですが 下の背板は特に遊びました。



2007_picture_of_two_chairs_before_eco_li_4どちらもまだ シートをつけていません。どんなシートにしようか まだ考え中です。



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2007年5月14日 (月)

グリーンウッドワークの意味

グリーンウッドワークとはなんですか?
と聞かれればどう答えたらいいのか、考えてしまいますが、ひと言で言うと”昔のやり方の木工” でしょうか。さらに付け加えるならば 電動工具を使わずに 自分の力で手道具で 生木を材料にして作る おもにいすなどを作る木工です。
グリーンウッドワークは 一つのスタイルなのです。
ただし これは椅子などの木工作品などに関する限定的なことではあります。ですからキャビネット、指物的な作品にはあてはまりません。

さて、ではなぜ生木、手道具、電動工具の排除にこだわるのか?
この点を説明することが むずかしいですね。反対に なぜ 大型動力機械、電動工具を使うのか、聞き返したくなるのです。たとえば生の丸太を製材する時に 製材所では巨大なバンドソーで挽いて徐々に細くして棒材をとりますが、そんなことをしなくてもくさびとハンマーを使えば木は裂くことができます。さらに棒材をとるには フローをつかえば所定の太さにさいてとることができるのです。
同様にして シェービングホースとドローナイフを使えばあっというまに椅子の部材が出来上がるのです。

技術的なことの大前提は 木が生であることに起因しています。
そしてまた木が生であることに起因するもう一つの重要なポイントは木に触れる喜びです。この木に触れる喜びは乾燥した木以上に大きいものです。生の木は生き生きとしていて柔らかく生きているようです。一般に木工は 結果として出来上がった作品の喜びと そのプロセスでの木に触れる喜びがあるわけですが、生の木にはなにか私達に直接入り込んでくる穏やかではありますが強烈な感触があるのです。

そしてここからが大事なのですが 私達のめまぐるしい日常生活のなかでのグリーンウッドワークの意義です。
機械化、省力化、大量生産化された生活の中で このグリーンウッドワークが持つ本来の意味がみえてくるのです。
いまから200,300年以上も前の時代でしたらグリーンウッドワークは何の意義もないものであったかもしれません。
今の時代だからこそ意味がありうるものなのでしょう。
電動工具を使わない、大型設備を必要としない、自分の力で削る、生の木を削る、自分だけのゆっくりとした時間を楽しむ、このようなことが意味を持ちうるときだからこそグリーンウッドワークが私達に意味を持ちうるのです。

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2007年5月 9日 (水)

ウッドボール

椅子のみがグリーンウッドワークで作ることができるものではなく そのジャンルは広く、その一つにウッドボールがあります。
もちろんポールレーズを使って挽きあげるのですが、通常ですと ウッドボールを挽く道具には 専用のノミがあります。
個人的なことではありますが、私はこれまで ウッドボールには手をつけてきませんでしたが、あるきっかけでちょっとだけ試してみました。
専用のノミを持っていないので 普通のノミで挽きました。
ウッドボールは 持続的な重々しい力を必要とし、非常にスタミナのいる作業です。(ポールレーズで挽く場合です)
手で削った丸い形のボールは かなりぎこちない 悪くすると下手なボールになってしまうのですが、ポールレーズで挽くと それはきれいな円形になります。(もちろん熟練を要します)
今回は きれいな仕上がりには程遠く疲労感とフラストレーションのみが後を引きずっていますが ぜひ 再度チャレンジしたいと考えています。 器挽き専用のノミも自作したいと考えております。もしその方面に詳しい方がいましたらアドバイス御願いします。
2007_picture_of_the_woodbowl_turning_001

専用のスパイクをかましてポールレーズにセットします。

2007_picture_of_the_woodbowl_turning_006本来もうすこし細くしてからスパイクの受けを削り落とすのですが、、、。



2007_picture_of_two_kinds_of_woodbowls_0左が ポールレーズ
右が 手で削ったもの(前回紹介したスプーンとともにヨーグルトの専用の食器として活躍しています、 しかし 木の器とスプーンで食べるヨーグルトは実に美味しいです)

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2007年5月 6日 (日)

スプーン

スプーンは 家具ではないですが、 グリーンウッドワークで作ることの出来る 簡単な道具揃えの 気軽な キッチン周りの作品の一つです。 
ロクロを使わなくてもいいし(ロクロを使ってスプーンの大まかな形を削ることももちろんできます)、極端に言うと ナイフと彫刻刀の丸刃があれば何とか作れるのです。 
もし御近所で 庭木を切るとか 公園の桜を切っているとか生木を手に入れるチャンスがありましたらいただいて試してみてはいかがでしょうか?
材料に適する木は 木の細胞が 細かいものを選びましょう。
たとえば 桜、楓、もみじなどがいいと思います。 また口に入れるものですから あまり匂いや味があるものは好ましくないと思います。 でも もし理想的な材料がないにしても生木が手に入ったら ためらわず 削ってみましょう。 あまりこだわらずに始めることが大事だと思います。
大きめなものより 小さめなスプーンを作ることをお勧めします。生の木ですから削るのは相当楽なはずですが それでも 大変なはずです。
今回は詳しい説明は控えますが、生の木を削る その楽しさを味わってみてください。

注意点の一つ

ナイフを使うときは ナイフの刃より前に絶対に自分の手を置かないことです。これが怪我
をしない秘訣なのです。
2007_picture_of_spoon_making2_004ボールの端に のこで切り込みを入れて削り落とし、くの字の角度をつけます。



2007_picture_of_spoon_making2_009




2007_picture_of_spoon_making2_018下から2番目の曲がった柄のスプーンは 木そのものが曲がっているのです。

生の木ですから 削り終わったら 直射日光や温風などに当てずに2日もそのままにしておけば この季節ですと乾いてしまいます。もちろん そうしたら グレープシードオイルなど 食用の油を塗ってください。
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