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2007年4月21日 (土)

仮称 グリーンウッドワーク 友の会

グリーンウッドワークに興味がある方。
プロであれ、アマチュアであれ、グリーンウッドワーカーになりたい人。
椅子に興味がある方。
針葉樹ではなくて、広葉樹が好きな人。
木工はできないけど 木が好きだという人。
道具はどこで売っているのか知りたい人。
ちょっとためしに削って見たい人。
生木って、どういう意味?という疑問を持っている人。
材料の広葉樹をどこで仕入れるのかわからない人。
グリーンウッドワークで実際に何か作った人。

そんな人がいましたら 友達になりませんか?
お互いに情報交換し会える場、そんな場があったらいいと考えています。
どういう形がいいか、などまだまだ決まっていませんので 御意見がありましたら御願いします。

メールお待ちしています。 またコメントでもお待ちしてます。
midorinocraft@nifty.com

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グリーンウッドワークの表情

グリーンウッドワークの作品
最近 わかったこと、言葉にできたことです。
様々な作家の展示会で私達が見ている椅子。
作家さんたちが張り切って作った傑作、私達は良くそういうものを見にいきます。ホゾ組、脚の線 頑丈さなどなど どこにも隙がなく迫力があるものです。
そして振り返って、私の作るグリーンウッドワークの椅子、小物をみると感じる気持がわかりました。
スーツをびしっと着こなして会社で働いている人々、そしてその人たちが身につけたマナー 服装 物腰と  それに対して畑で野良仕事をしているおじちゃんたち、そんな違いを椅子に対して感じずにはおれません。
どこにもすきがない、キチンとしたお付き合い、それにたいして ”まあゆっくりしてくれろ” それに対して”おじさん 今日は良い天気だね” といった雰囲気の会話が出てきそうなおつきあい。 そんな違いを感じます。

家にも感じますね。新築、できたばかりで 床に傷一つない、ビシーッとした緊張感が漂う室内。それでは住んでいても疲れちゃいますよね。傷なんか多少はヘッチャラ、どっちみち一年もしたら気にしなくなるんですから。 
それより使うことで愛着が湧いてくる、そんなことを念頭において材を選んだりしたいです。

民具、それはデザインではないですよね。それは暮らしの 仕事の友なんです。長い間かかって 余計な部分が削り取られて出来上がった形なんです。

グリーンウッドワークの椅子はそんな感じの椅子です。それを目指しています。
でも仕事はちゃんとできる椅子です。
そうありたいですね。

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2007年4月20日 (金)

グリーンウッドワーク エコライフ・フェア2007での出展

環境省が開催するエコライフ・フェア2007が今年も6月2,3日渋谷NHK前で行われます。
エコロジーなグリーンウッドワークの緑のクラフトも去年同様出展します。
生の木を電動工具を使わずに 手道具でどうやって加工していくのか どんなものが出来上がるのか、デモンストレーション、実演、作品を見ることができます。
普段ブログ、HPなどを通してご覧になった方も実際にグリーンウッドワークを手にとって見ることができます。 もちろん 展示即売を行いますので作品を購入できます。時間と暇がありましたら 渋谷でお会いしましょう。

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2007年4月16日 (月)

グリーンウッドワーク 椅子作り教室

5回、5週間にわたった作業の末に やっとグリーンウッドワークの椅子を生徒さんが作り終えました。彼は木工に関してはほとんど真っ白で道具の使い方などほとんど知りませんでした。でもまったくの真っ白というのはすごいことですね。かえって常識が邪魔しないので生木で椅子を作ることに抵抗感のようなものがありません。
 材は地元の山の桜です。電動工具なし、手道具のみで よくここまで来たものです。
寸法は同じでも材料の都合により、 そしてその人のそのときの状態によってもかなり出来上がりに違いが出るものです。 相手が木ですから。 作るのが生き物ですから。
シートは木の内皮です。大事に使えば孫の代まで使えます。
お疲れ様でした。
2007_picture_of_kazuchair_with_inner_bar シートの木の皮はぬらした状態で張っていくので まだ張り終わっても湿っています。2~3日経つと乾燥してきます。乾くと色も変わるでしょう。



2007_picture_of_kazuchair_with_inner_bar_1後ろ足がちょっと木自体のよじれがあったりして少し曲がったりしていますが、それもまた趣があって良いですね。
前部の横棒にパターンが入れてありますが、 これ 案外難しいんですよ。




2007_picture_of_kazuchair_with_inner_bar_2こうして 最終日に椅子をもって帰りました。1月後、半年後、一年後、どんな風にこの椅子が変わっていくのか楽しみですね。
”あ~、やった、やった”といって生徒さんはニコニコと達成感の宿った椅子をもって帰りました。
お疲れ様でした。
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2007年4月 5日 (木)

グリーンウッドワークイスのホゾ組 その後

前回 3月初めに掲載したイスのホゾ組のその後です。あれから1ヶ月経って いったいどうなったか。
直径40mmほどに挽いた丸い木に(これも生木)直径16mmのドリルで穴を2個あけました。
その穴の一つに同じく直径17.7mmに挽いた生木を乾燥させて楕円形の断面形状になったホゾを(長いほうが17mm 短いほうが16mmに収縮しました)押し込んだのでした。1ヶ月の時間が経って どうなったか。
直径40mmの木は 楕円形に収縮して太いところで40mm(穴の縦方向)縮んだほうが38.4mm(穴の横方向)になりました。
で、ホゾ穴はどうかというと穴の縦方向は相変わらず16mmで、収縮したほうは15.3mmになりました。16mmが15.3mmですから計算すると約4パーセント縮んでいます。ただしこの試験片は乾燥促進させずに徐々に乾燥させていますのでまだこれからも乾燥収縮をしていくはずです。

差し込んだ木片は差し込む前にすでに乾燥行程を終了して収縮していますからもうこれ以上縮まないわけです。そしてそれをまだ完全に乾いていない木に無理やり差し込みますのでぎりぎり一杯の無理をして差し込まれている感じになります。

まとめ
まだ乾燥していない(かといってあまりに生のままではいけないのですが)木に16mmの穴をあけて、そこに 乾燥してこれ以上縮まなくなった木片を(生木で挽いた時には直径17.7mmでしたが乾燥して 楕円形になり 長いほうが17mm 縮んだほうが16mmになった)縦方向にホゾを効かせて無理やり押し込むのです。
すると半分生木の 棒が徐々に差し込まれてから収縮し始めて締め付けるようになるのです。
このようなやり方で作ったジョイント=ホゾ組は接着剤を使わなくても強度を維持できます。
人が引っ張っても抜けません。
2007_picture_of_the_dry_out_mortice_and_
木は 湿度、温度などによってわずかながら寸法が変動しています。ホゾを組む時にその収縮を考慮に入れて組まないとゆるみを生じるのです。
差し込まれるほうの木が夏場の湿度の高い時に膨張するとホゾ穴も大きくなり、差し込むほうの木も同様に膨らみます。二つの寸法の変動が同調するように組むことが大事になるわけです。いくら接着剤を使ってもこの点をおろそかにすると後々がたつくことになるわけです。
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2007年4月 2日 (月)

グリーンウッドワークの真実

グリーンウッドワークそのもの
 私は 数年前に それまで書物を通して実践してきたグリーンウッドワーク、そしてその本の著者を 実際に確認しようと 単身イングランドの郊外にマイクアボット氏を訪ねたのでした。 ”上げ底”と言うこともよくあるもので、 行って見たら 実際は 電動工具ばっかり使っていたなんていうこともありうるんです。
でもマイクアボット氏はやはりマイクアボットそのもので、いや、それ以上にあっさりとしていながら 立派な人物でした。
グリーンウッドワークは上げ底の木工ではない!!という実感を得ました。
あらためて、そして自分が 生の木を削る時に感じる喜びを真実のものと感じるのです。
実際に作業をしないと感じ得ない 感覚、言葉でカバーできない実際の感覚と言おう物があるのです。
皆さん 生の木を たとえナイフででもいいですが 削ってみてください。それがスタートであり答えでもあります。

2004_035



実際はどうなのか、ということの確認も大事なことですよね。

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