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2007年2月25日 (日)

実際の作業の流れ

実際にどう進行していくかを改めて説明します。

                                                       まず 材料の生木ですが 必ず 目の通った真っ直ぐな できれば 年輪の芯が木の中心にあるような木を選んでください。それを 材として 2つ割り、4つ割りと割って行って所定の太さにします。今回は スツールの脚ですので 直径4cmほどの太さを目指し、余裕を見て5~6cmの太さにします。このように フローという道具を叩き込んで簡単に割くことができるのです。                                                        2007_picture_of_the_images_of_making_leg_10   2007_picture_of_the_images_of_making_leg_8                                                 



次に チョッピングブロック=まな板の上で この裂いた木の角を手斧で落とします。
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2007_picture_of_the_images_of_making_leg_12このように角を落として、このとき 手斧は 木の一番下から刻み目を斧でつけていき、そのめくれた部分を払い落とす感じで削り取りますが 木の真ん中でやめて 真ん中より上は 上下をひっくり返してまた下から刻み目をつけるわけです。こうして大まかに丸い形を作ります。

2007_picture_of_the_images_of_making_leg_132007_picture_of_the_images_of_making_leg_14次のいよいよ シェービングホースでの作業になります。チョッピングブロックでの作業が終わりましたらシェービングホースにかまして ドローナイフで さらに削り ポールレーズでの作業をスムーズにできるように丸めていきます。
このときのシェービングホースとドローナイフがなかったらいかにこの作業が大変なものか理解できると思いますが、ものの数分でいい形が出来上がってしまうのです。もうかなり丸くなっています。
2007_picture_of_the_images_of_making_leg_152007_picture_of_the_images_of_making_leg_16そしてポールレーズです。シェービングホースで綺麗に削られた木片はポールレーズでの作業もスムーズなものです。
脚を踏み込んだ時にのみの刃は木片を捉えて切削してくれるのです。踏み込んだ足は足の力を抜いて上に揚げると竹の戻ろうとする力でひとりでに逆回転してくれます。踏み込んだ時に削れて 脚を緩めると戻る、これの繰り返しです。 うまくなれば10分くらいで綺麗な脚が挽けます。
2007_picture_of_the_images_of_making_leg_172007_picture_of_the_images_of_making_leg_18さてもう終わりも近いですが その前に ポリッシュ=艶出しをします。 グリーンウッドワークでは 写真のように 削りかすを使って木に艶を出します。手一杯の削りかすで木片を握って脚を踏んで回転させながらこすり付けると綺麗なしかもこの削りかすでしかできないような艶が出てきます。この艶はペーパーでは出ないものです。20回30回と脚を踏み込むと艶が出てきます。
(お金の掛からない しかもペーパー以上のこの上ない艶です)
2007_picture_of_the_images_of_making_leg_19 このようにして スツールの脚が4本、みずみずしく優しくそして洗練された出来上がるのです。 上達すると1本 2~30分でできるようになる、かも知れません。

この脚はまだまるまる生です。 スツールとして組み立てるのはまだ何日か我慢してもう少し乾燥させてから組み立てるわけです。
直径4cmの脚は 静かに乾燥させれば(急激に暖かいところ、直射日光、温風などに当てる)ひび割れたりはしません。

このように シェービングホースと ポールレーズ、 フロー、手斧、鑿があればこの作業の流れはとても快適な作業になるのです。midorinocraft@nifty.com
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