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2007年2月 9日 (金)

シェービングホース作り

グリーンウッドワークの中で なくてはならない道具のうちでも特に重要なものの一つが シェービングホースです。
棒状の木材の加工にこのシェービングホースが非常に有効です。馬にまたがってアームのペダルを突っ張るだけで挟まれた木片はしっかりこていされ、はさみ換えもワンタッチです。このシェービングホースでの切削作業は非常に効率がよく しかも全身を使っていますから、手先だけが疲れるといったこともなく 全身運動になるため 体の一箇所のみに作業の負担がかかることもありません。
シェービングホースは 伝統的に 2つのタイプがあるようです。 1つは なんというか 鶴の頭のようなグリップが 台のなかほどから立ち上がっていて あしで台の下に出ているグリップを押して固定します。 アメリカ、ヨーロッパ本土などに見られるようです。
もう一つは 英国イングランド型とでも言いますか、台に横穴をあけて、漢字の”中”のような形のアームというものを その真ん中の横棒を中心にして木をくわえられるようにこの台に取り付けます。

今回作るシェービングホースは 後者の改良型とでも言うもので 2000年に 英国マイクアボット氏によるデザインのものです。(LIVING WOOD/ MIKE ABBOTT著 参照)

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2007_picture_of_shaving_horse_making_016左うえ 実際の作業の様子



今回は シェービングホース本体の材料として 桧を使いましたが、杉など針葉樹のほうが軽く使い勝手がいいと思います。
桧 直径 元で30cm 程ほしいです。 長さ 120cm以上目の通った節のない物を使います。シェービングホースの身幅が17~8cmほどになるように墨をして 両側をチョウナではつり落とします。そして断面形状を小判型にします。もしチョウナがなければ 長めの薄刃斧ではつり落とすのもいいでしょう。でも チョウナよりかなり作業がかえってむずかしい感じがします。この際 あらかじめ はつる部分に チェーンソーでノッチ、刻み目を入れておくと チョウナを横がけして木を飛ばすことができますので 効率がいいです。
こうして 厚みが17~8cmの小判型の製材ができましたら(このとき シェービングホースの後ろ側つまり またがった時の後方側はたしょう厚みが あったほうが作業上 つごうがいいので 少し広げ気味にはつります) つぎの行程です。
図形のイメージとして 矢印を思い浮かべてください。 下が平らなやじるしです。先端の角度を20度にして矢の部分を50cmほどに墨をします。
同様に チェーンソーで 角度に切り落とし、シェービングホースのシートの部分に刻み目をいれてチョウナなどで落としていきます。

くれぐれも チェーンソー、チョウナ 斧などの作業の際には 安全を考慮して行ってください。
midorinocraft@nifty.com
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続く

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