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2007年2月18日 (日)

シェービングホース作りその3

さて いよいよ今回が最後になります
これまでに作り上げてきた 馬の本体に アームを作り取り付けます。

アーム本体のの材料としては やはり広葉樹の粘り気のある木がいいでしょう。 楢などがいいとおもいますが あまりこだわらず 地元で入手しやすい樹種を試してみてください。 ただし 杉や桧ではやはり 材としては向かないでしょう。なにしろ脚でかなり重く突っ張るものですから かなりのハードワークに耐えられないといけません。
太さは 直径12cm前後のものが最適で なお言えば 多少弓なりになって曲がっているほうが使勝手や ルックスとしては いいです。もし太い材であれば4分割してもいいです。今回のアーム本体は 4分割したものです。長さは80cmほどに切ってください。
この太さのものであれば(このとき 材の年輪の中心にある物をつかいましょう) 年輪の中心をとおる線で2分割して裂きます。慎重に 薄刃斧で割ってください。
この2本を綺麗に形を整え、外皮を剥ぎ取ります。
次に 3本の横棒を作ります。 ここでポールレーズがあれば 簡単に綺麗な物が作れますが、もしなければ しかたありませんから日曜大工店などで 直径22~23mmで長さ40cmほどのの丸棒を3本用意します。
これで主な材料は揃いました。
次に シェービングホースの本体に このアームが取り付けられる穴をあけます。穴の径は24mmのドリルビットです。
本体にあける穴の位置は 写真の通りで 前過ぎず後ろ過ぎず 上過ぎず下過ぎずといったところでしょうか。案外この穴の位置が 重要なカギになりますが、あまり考えすぎても先に進みませんので思い切って 水平に傾きなくあけましょう。 曲がり尺などでドリルと本体の直角を確認してください。
次には 先ほどのアームの本体に穴をあけます。この穴径も24mmです。最初のあなはアームをボディーに取り付ける穴です。このアームの穴に横棒を差し込んでその横棒がボディーに差し込まれてこの横棒を軸にして作動するのです。作動する時に地面にこすったり当たったりしない位置を捜します。ぎりぎりより多少余裕を見た位置を探し出してしるしをします。穴あけの際にアーム本体を重ね合わせて一度にあけてしまうほうがいいでしょう。穴をあけ終わったら実際に馬の本体にアームを取り付けて地面に引っかかったりしないか確認しましょう。次の穴は地面に一番近い下側のペダルの穴です。 アーム本体の木の先端から7cmほどの場所にあけます。このときも2本を重ねて一度にあける事が望ましいです。
そしてそのときには最初にあけた馬本体にアームを取り付ける穴に丸棒を差し込んで2本のアームが動かないようにして穴をあけましょう。終わりましたらここに ペダルになる丸棒を差し込んで再度作動を確認します。
3つ目の穴はアーム本体の最上部にあけます。実際に作業する時、つまり木片をはさんだ時のことを考えて位置を決めます。馬にまたがりアームを脚で突っ張った時に2cm程の厚みの木片がしっかりくわえ込まれる位置が穴位置です。
穴あけは 2つ目の穴同様に棒で2本のアームを動かないようにして一度にあけます。
さあ、再度実際に馬に取り付けてみましょう。丸棒が3本、つまりペダル、軸、そしてグリップの3本がキチンとついて1~2cmほどの木片をしっかりくわえ込むことができるでしょうか?
うまくいきましたか?さてもう一回アームに穴をあけます。 軸の棒の穴をもう一つあけます。 木片が 太さ 4cm前後のものをくわえるための穴です。最初の軸の穴より下7cmほどのところにこれまでと同様にしてあけてください。 
さて次に アームの上方の余分を切り落として作業性をよくします。 上のグリップの穴の端から7cm~5cmくらいがいいでしょう。きったあとの角は面取りしてください。最後に横棒がアームからずれ落ちないようにピンを打ち込んで起きます。5mm前後の穴をあけて4.5mm角程度の断面が角状の木のピンを打ち込むのです。
これで 薄板から厚板までしっかりくわえて固定できる馬が出来上がりです。

もう一度ポイントを要約します。
アームは 軸を作動の要として脚を突っ張ることで木片を挟み込むわけですが、大事なことの一つは 軸の上部と 下部の長さです。てこの原理を利用して脚で突っ張ることでかなり強固なグリップを得られるということになりますので 軸の下側が軸の上側の寸法より長いほうがずっと強力になるということです。
また穴あけは アームを2本はさんでいっぺんにあける事が大事です。
以上でかなり大まかではありましたがシェービングホースの作り方を説明しました。
もし御不明な点などございましたらメールなどでお気軽にお問い合わせください。

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ちょっと弓なりになった楢です。4分割にしました。
形を整えておきます。
穴をあけるときには このように棒を差し込んでおくと良いです。
こんな感じになります。
馬の本体にあける穴はここら辺でしょうか?これはそれぞれのアームによって、あるいは馬によっても変わるでしょう。
このようなやり方で使います。

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