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2005年12月15日 (木)

材料を作る

グリーンウッドワークでは 縦方向の木取りは 裂いて行います。玉切りはチェーンソーなどで切りますが 縦方向はフローといわれる 包丁に直角に柄をつけたような道具で木口にこじりいれて そして薄刃斧などで口を広げたり クサビをバンバン打ち込んでいって割っていきます。案外楽に割れる物です。こうして木取りすると 木の目を断ち切らずに済むし 静かに作業出来るのです。 くさびも 鋼のものと 木のクサビを両方使います。これだとからみつく木の繊維を斧で切る時に誤って 斧の刃をクサビに当てて刃こぼれすることがないので安心して斧を使えるのです。木だからといってクサビとしての役目はちゃんと果たします。
コツとしては木口からだけクサビを打ち込むのではなくてひびが入っていったら次々に木の胴のひびの間に薄刃斧を打ち込んでひびを広げるようにすることです。また最初の木口の割り口は必ず年輪の中心を通って左右を同じ大きさになるように割ることです。そうしないと割が進んでいくにつれてどちらかにひびが偏ってしまうんです。必ず2つに割るようにします。細長い材もこの方法で割りとたやすく木取りできます。詳しいことは確認ください。midorinocraft@nifty.com                                                             ホームページはこちらから。                                                                                                    2005new_wood_0052005new_wood_006

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2005年12月 3日 (土)

寸法の 厳密さについて

process_of_stool_making_008 グリーンウッドワークでもっともきびしい寸法を必要とするのはホゾでしょう。ホゾ穴は既成のドリルで(たいてい直径16mm)開けますので良いのですがほぞはレーズ(ロクロ)で挽いて作るのです。直径16mmのホゾ穴に対して 直径17.5mmのホゾを挽くのです。勿論このホゾは生木ですので 17.5mmに挽かれたホゾは__hr_IMGP0713断面形状が乾燥して 円から楕円形になります。だいたい短いいほうは16mmを下回り 15.7mm位になるでしょう長いほうは17mm前後になるはずです(計算上は)。このよく乾燥したホゾを相手のホゾ穴(まだ完全に乾ききっていないほうがいいです。)に押し込んでいきます。勿論 接着剤は要りません。このようにして組まれたホゾは差し込まれた側の木がその後乾燥して縮むことによりより一層強固なホゾを作っていきます。
この17.5mmがもし17.2mmなどになってしまうと つまり レーズで失敗して挽きすぎてしまったとしたらそのホゾの強度はかなりアヤフヤなものとなってしまうのです。ですからこの数字は決して譲れないものなのです。(そんな失敗をした場合は16mmでなく直径15mmの穴をあけたりします)
そのほかの部分では厳密な数字のやり取りは必要ありません。好きなようにやっても大丈夫です。脚が長いと思ったら切れば良いしもう少し脚を太くしたいと思ったら太くすれば良いのですから。 だからといって随分いい加減な木工だから完成して直ぐにぶっ壊れるんじゃないかと心配するかもしれませんが ジョイントをしっかり作って 良い材を選んで よく乾燥するなどを間違えなければ一生ものの良いものがちゃんとできるんです。ホームページ

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