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2013年1月24日 (木)

新しい椅子

先日のテーブルの雰囲気にあった椅子をあれこれ模索して やっとその椅子が完成

20130123_kouno_koukun_suimokukai_08 たまたまターシャおばあさんの写真集の中で見かけたいすに大きくインスピレーションを受けたのです。

これまでのグリーンウッドワークの椅子との違いはまず 背もたれが直立していること。

これは つまり 後脚をポールレーズでパターンをつけていて、このパターンを付けたものをスチームベンドするとくびれた部分で折れてしまうので 直線的になるのです。その代わり そのパターンを挽くことは楽しみとして作業することが出来ます。

この作業中に考えたこと=そういえばアメリカのシェーカー家具も背が直立だったなあ、きっと同じような理由があったのだろうと思うのでした。

またグリーンウッドワークでは 必要のない装飾の要素を極力排除してシンプルさを優先していますがこの椅子の場合その領域を少し超えているかも

でも 完成してみて感じたのは 個人的には とても好印象で 見ているだけでわくわくしてきます。

雰囲気がある椅子になりました。

10脚前後ある食堂にこの椅子を仲間入りさせると 一番風格というか貫禄というか そういうものが強く感じられ、いいものです。

20130123_kouno_koukun_suimokukai__2 また造形的な面でも私にとっての大きな収穫がありました。ちなみに4枚の背板はみなポールレーズで同じパターンに挽いたものをドローナイフで削って板状にしたものです。そして後脚のパターンと同調しています。

20130123_kouno_koukun_suimokukai__3 20130123_kouno_koukun_suimokukai__4 テーブルとの組み合わせもなんかあっている感じがします。

材はたぶんこぶしの木だと思いますが 白くて清潔感があるので、と思って試してみたのですが これが曲者で特に後ろ足の真ん中あたりに曲がりがあり刃物がうまく使えずがたがたになっている所があります。また木の細胞が荒く 細かいパターンを挽くと かけやすいでした。

次回は しょうがないので 桜で やってみようと思っています。

ちなみに直立の椅子の座り心地、ですが これがどうしてどうして かなりいいです。しかも後脚がよくしなうので(つまりパターンのくびれがあるおかげで曲がりやすい)心地よし!!というところです。

さあ、そう考えると 装飾 個人的には とても大事だなあと思ってき始めました。

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